こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。
9月も残り3日となりました。10月になったら
気持ちは年末へと向かうのでしょうか?
10月末はハロウィンもありますし、少し気
が早すぎますね。
今年は震災もあり、私はいろいろな意味
で忘れられない1年になりました。あっと
いう間の1年でした。
このブログも今年1月から本格的に始めて
9か月です。初めは皆さまに役に立つ歯科
情報をお出しする目的でした。
やってよかったと思うことが1つあります。
それはブログを通して私の思いが皆さん
に伝わることです。
「今までの歯科医院は悪くなったら通院する
ものだったが、これからは悪くならないよう
に歯科医院に通うもの。」という私の思いを
吐き出すことができたからです。
自分の同じ歯を何度も削れば、それは
だめになるのは当たり前です。たとえ何十年
という時間の中でも。
健康に気を使わなければならない肝心な60歳
以降に、歯を失った状態は良くないに決まって
います。
年をとったら入れ歯は当たり前という考えは
もう捨ててくださいね。手入れをすればちゃーん
と自分の歯でなんでも咬めますから。
漬物だろうとスルメだろうと、自分の歯があると
なんでも咬めますよ。それが健康に繋がり、
病気もせず自立した老後を楽しく過ごせる
秘訣だと思っています。
■歯のメンテナンスは必要です
今までは予防のための3カ月に1回のメンテ
ナンスを勧める事は、患者様に受診を促し
ているようで腰がひけていました。正直なと
ころ。
でもこんな簡単な方法で、痛くなく、快適で
確実に歯周病や虫歯になるリスクを防ぐ
ことができるなら、患者様に勧めないほうが
間違いだとブログを通してわかった気が
します。
■抜歯をすることは残った歯に猛烈に
負担をかける
歯を失ったら前後、左右の歯を削ってつな
げてしまうブリッジや残った歯にバネをかけ
る入れ歯では失った歯のかむ力を支えきれ
ないのです。
それでインプラントなのです。周りの歯に
負担をかけず、しっかり咬めるというのが
インプラントの良さだと思います。
費用の問題、安心、安全に手術ができるのか
という問題は確かにあります。
ただ残った歯に失った歯の咬む力の負担
をかけないので単独で存在できます。
周りには迷惑をかけません。
ブリッジや入れ歯は残った歯に失った歯の
分の咬む力をおんぶしてしまい、最後は
支えきれないため次から次へと歯がだめ
になっていきます。
背中に友達をおんぶし続けられませんよね。
おんぶしている友人をおろすか、おんぶして
いる自分がへたり込んでしまうかのどちらか
です。
歯はおろすことが出来ないので、自分がへ
たり込みます。そうです。その時が歯が抜歯
になってしまうときなのです。
抜歯を繰り返すことで、ブリッジから小さい
入れ歯へ、またさらに大きい入れ歯になり、
最後は総入れ歯になるのです。
ですから1本歯を失った瞬間から総入れ歯
への助走が始まります。
1本くらい抜歯してもしょうがないかと思っては
だめですよ。
1本でも歯を失ってしまうと周りの歯に負担
をかけるのです。何十年という時間をかけて
気がついたときはたくさんの歯を失い
入れ歯になっていることが多いのです。
■歯科医師は皆知っています。
入れ歯のバネは外れない、落ちないために
必要なものだが、バネをかけた歯自体がだ
めになってしまうことを。
虫歯が進行して痛みがあると歯の神経を
取らざるおえないが、その結果強度が大き
くおちてしまい、将来歯が割れて抜歯になる
リスクが多いことを。
歯を1番長持ちさせるにはメンテナンスと
いう歯科医院での定期的な管理が有効
であることを。(3カ月~4カ月に1回)
どんなにがんばっても自分だけのブラッシ
ングで不十分で、虫歯や歯周病を自分1人
で管理できる方は少ないということを。
■1番簡単で歯を長持ちさせる方法は?
○小児のころからメンテナンスを続け、
カリエスフリーと呼ばれる虫歯を1本
も作らず、白くてきれいな自分の歯
であり続けること。
○なるべく歯の神経をとらないこと。
○もし、やむおえず抜歯になる事態になり、
患者様の希望があればインプラントにして
しっかり咬めるようにすること。
今日は私の思いのたけを言わせていた
だきました。
これからもどんどん発信していきますよ。
こだわり歯科医のブログを読んでよかっ
たと思えるように歯科情報を私はこれか
らも書きまくります。
楽しみにしてくださいね。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
追伸1
皆さんからのご質問も多くなってき
ました。必ずお答えしますので
遠慮なくメールしてくださね。
追伸2
もし皆さまの中で「聞いてみたい歯科
のこと」にメールご希望の方はこちら
からお願いします。
1日から2日以内に私が返事します。
「聞いてみたい歯科のこと」
アドレスdentsuzuki@gmail.com です
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