治療回数について

治療回数について

こんにちは。


鈴木歯科クリニック院長の鈴木喜之です。


治療回数について良く尋ねられることがあります。


歯科の治療の際には、基本的には通院回数は多いと思います。


1、お口の中の虫歯の本数が何本あるか

 

虫歯の本数があればその分回数はかかります。また虫歯の進行の程度も回数に影響を及ぼします。


2、歯の神経の処置が必要かどうか

  

1でもお伝えしましたが、虫歯が進んでしまい歯の神経の処置が絡むと1本処置完了まで(最後に歯にかぶせる形)6回~7回かかります。


3、歯周病が中程度以上になっているか

 

簡単な歯肉炎程度であれば1~2回程度で終わり、腫れの程度をチェックしていけばよいのですが、歯周病にまで進行していますと初期治療と呼ばれる歯ぐきの中5mm未満程度の歯石除去だけでも鈴木歯科クリニックでは5回~6回かかるとお伝えします。

重度歯周病はさらに治療回数がかかります。歯周病もメンテナンスは必需になります。


4、型をとる必要があるか

 

 これは「歯科技工士が作る」という部分があり、お口の型をとると約1週間製作日数がかかります。

ブリッジと呼ばれる何本も歯と歯をつなぐ形式の際には、さらに製作のために時間と回数がかかることがあります。


1番時間がかかるパターンでは歯周病も中程度進んでおり、進行した虫歯もあり、歯も何本も失っているときは1年くらい(1週間に1回の通院で)になることがあります。


患者様の中には、1回で何本も治療希望される方もいるのですが、他の患者様のご予約の事もあり、なかなか難しいところだと思います。


治療をする立場としては、定期的なメンテナンスを継続していただき、それでもやむおえず虫歯になったら最小限の処置(たとえば白いプラスチックなど)を行うというのが、歯科医院に来院する回数を必要最低限にするこつだと思います。


本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。











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