カンジタ症について

カンジタ症について

こんにちは。


鈴木歯科クリニック院長の鈴木喜之です。


今回は口腔カンジタ症についてお伝えします。


先日ピロリ菌除去のため、抗生剤を長期服用されている患者様が来院されました。


症状は舌が白っぽくまだら模様になっており、舌が痛いということでした。




その患者様はもともとドライマウスという口の乾きやすい方でしたが、抗生剤の服用も重なった結果だと思います。いわゆる菌交代現象です。


舌の痛みは激痛ではないのですが、いたくなると「ずっしり痛い」という表現になるかと思います。


舌の痛みに関しては舌痛症との関連も示唆されています。


また高齢者で、少し体力が弱ってきている入れ歯をいれている方にも多くみられ「口角が荒れてピリピリ痛い」ということが起きます。


原因菌はカンジタ アルビカンスという真菌で、いわゆるカビです。


粘膜表面に白っぽい幕や白苔になっていることが多く、ぬぐい取ることができます。


鈴木歯科クリニックではミコナゾール(フロリートゲル経口用)200~400mg分4を毎食後と就寝前に7日間使用するように指示しました。


なおカンジタ菌用の培地もあり、ぬぐい取ったものを培養することもできますし、顕微鏡で倍率をあげますとカンジタ菌を確認できます。


ドライマウスの傾向もある患者様ですので、トイレの回数、水の補給の仕方、飲料物の注意(お茶、コーヒー、紅茶)なども合わせて注意を促しました。



本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。



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