歯科では裏目に出てしまう医療保険制度？

こんにちは。

鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です

■明日からは4連休ですね、楽しみ！

明日からはゴールデンウィーク後半に

なりますね。

普段休みの日は外出していることが多

いので、明日からは家族サービスしよ

うと思っています。

写真は娘にセミナー先のホテルから

「おはよう写メ」を送るために、自

分に向けて写真を撮っているところ

です。

昔の私は携帯電話に関して「大人の

男は電話だけで充分」と思っていました。

ですが娘からの特訓で、写真付きの

メールまで送れるようになりましたよ。

自分でもびっくりです！(^∇^)

もちろん、PCではメールはやっていま

したよ。でも片手で文字を打つなんて。

こうなったら若い子には負けたくないで

すね。ﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ

この休みでたくさんの写真をと撮ろうと

思っています。楽しい思い出をたくさん

写真に残さなきゃね。

■本日のテーマ

「歯科では裏目に出てしまう医療保険制度？」

についてお伝えします。

国民皆医療制度は日本が世界に誇れる

システムです。

それは国民誰もが安心して医療を受け

られる医療制度だからです。

ただ、それは病気になった際に適用にな

る制度です。

歯科の場合でも、虫歯や歯周病などの

原因で治療が必要になった時には保険

診療で治すことはとても有用だと思います。

治療費が患者様の負担にならないことは

とてもいいことだと思います。

ただ、その気軽さが「大切な歯を失う悪い

サイクル」に陥っていると感じています。

「銀歯が取れたらまたつけに来るから」

「虫歯があるけど痛くないから治療はまだいい」

「痛くなったら来ますから」

という患者様の声もいまだに聞きます。

治療すれば大切な歯にダメージを与え、

後回しになると歯を大きく削らなければ

ならないのに・・・

歯科医は歯を何度も削れば削るほど

歯は脆くなっていくことを知っています。

しかも、第2の人生を謳歌しなければ

ならない年代には歯の本数も少なく

なっていることもわかっています。

それは、歯科治療を繰り返した結果

抜歯に至るからです。

日本歯科医師会では8020運動を

おこなっていますが、日本人の場合

約9本です。

28本のうちたった9本しか残っていま

せん！変だと思いませんか？

日本は先進国なのに。

ちなみにアメリカ人は17本あります。

スェーデン人は25本あります。

何が違うのかって思いませんか？

定期的なメンテナンスを受けて虫歯や

歯周病にならないようにしている

からです。

アメリカの場合、歯科治療費は高額な

費用がかかるので自己防衛している

のです。

保険医療制度はすばらしい制度ですが、

歯科では「悪くなった治しに行く」という

習慣ができた遠因になっているかもし

れません。

痛い思いもせず、自分のきれいな白い

歯で、生涯食事を楽しむことは、なに

よりも代えがたいものです。ont>