こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。
山形市の朝晩は寒くなってきました。夏
から秋への移行が早くてすぐに初冬が
来るイメージです。
気温差がありますので、朝は寒くて暖房、
日中暑くて冷房と1日で2つおこなうこと
さえあります。
皆さん、体調管理には気をつけてくださ
いね。
本日は「自分でもできる歯の痛みの判別」
についてお伝えします。
皆さんが歯科医院に来院するときは
たとえばですが「奥歯が痛くて」と主訴
で来られます。
よく話を伺うと「歯の痛み」ではなくて
「歯ぐきの痛み」が原因の時があります。
歯の痛みが強くなるとほんとに痛いです
よね。私も子供の時に経験しています
のでよくわかりますよ。
今でこそ「痛くてつらかったでしょうね」と
言っていますが、私も昔は苦労しました。
(お恥ずかしい話ですが)
痛い時は「どこが痛いかわからなくなった」
ということすら経験しています。痛みが強く
なりますと上が痛いのか下が痛いのか
奥歯が痛いのか前歯が痛いのかさえ
わからないということが出てくるのです。
ですから「痛い」という1言から何が原因な
のかを分解しなければなりません。
歯の痛みはほとんどがパターンがあり
ます。まずは虫歯が原因である痛み
なのか歯周病が原因である痛みなの
かということです。
激痛があり、歯に穴があいているなら虫
歯が原因であるので、歯の神経をとる処
置になります。
ある意味わかりやすい症状であり、処置
も決まってきます。
もちろん歯の破折や顎関節症や咬み
合わせが強いことで痛みが起こること
もあります。
ただ多くは虫歯、歯周病の2つの原因
の時が多いため「痛みの種類」で判別
します。
虫歯が原因で歯が痛む時は刺すよう
な鋭い痛みになります。ここで我慢して
いるとどんどん痛みが強くなります。
歯周病が原因で歯ぐきが痛むときは
重苦しい痛みになり、時間が経過しても
激痛になることは少なく、その代わりに
腫れることが多くなります。
本当に痛みが強くなると、痛む場所が
わからなくなります。歯科医師も痛む
場所を断定しきれないことがあります。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
追伸1
皆さんからのご質問も多くなってき
ました。必ずお答えしますので
遠慮なくメールしてくださね。
追伸2
もし皆さまの中で「聞いてみたい歯科
のこと」にメールご希望の方はこちら
からお願いします。
1日から2日以内に私が返事します。
「聞いてみたい歯科のこと」
アドレスdentsuzuki@gmail.com です。
コメントを書く