こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。
本日は歯ブラシの硬さについてお伝え
します。
患者様より良く聞かれることとして、歯
ブラシの硬さや回数、時間、いつ行え
ばよいのかということがあります。
こうでなければならないというのはない
ので、ある意味私見になるかもしれな
い事を御了解ください。
本日は歯ブラシの硬さや磨き方につい
て特にお話します。
まず、歯ブラシの硬さですが、私の中
では標準が1番適当であり、歯ぐきが
腫れ気味の方であったり、磨く力が
強い方は柔らかめが良いと思って
います。
硬めが好きだという方は、しゃかしぁか
音を立てて磨くことが好きな方であり、
そうでないと磨いた気がしないという
方が多いと思います。ストロークも
大きくなり、1ぺんに4,5本をまとめて
磨くことが多いのです。
昔、洗濯板という溝のついた板に石鹸
をつけて洗濯した時代があります。
音もよくなり、泡立ちもよいのですが
溝のへこみのところは触れていない
と思います。
ですから歯の間を洗濯板の溝と考える
ならば、1番磨いて欲しいところが当た
っておらず、音と泡立ちで磨いた気に
なっているだけだと思います。
歯ブラシの毛の束で磨ける歯の本
数は2本程度、それを音をさせない
程度に横に微振動させます。できれ
ば毛束を歯の間に90度から45度の
角度で挿入した状態です。
磨き方には名前がついていますが、
ここでは触れません。
1番大事なのは大きいストロークでは、
磨いてほしい歯の間が飛んでしまい
磨けていないということです。
しかも硬い毛先ではその傾向は強い
ということです。
できれば時間をかけて丁寧に磨かな
いともったいないと思います。
私の中ではTVや新聞を見ながら歯
磨きすることはNGで、毛先が歯の間
に入っていることを感じながら10分は
磨いてほしいと思っています。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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