読売新聞の記事から

読売新聞の記事から

こんにちは。


鈴木歯科クリニックの鈴木喜之です。


昨日の読売新聞より気になる記事を紹介します。


65歳以上で自分の歯がほとんどなく、入れ歯を使っていない人は歯が20本以上残っている人に比べて介護が必要な認知症になる可能性が1,9倍高くなるとのこと。


「認知症にならないため歯を大切にする」というだけではさみしい感じがします。


昔は「歯が痛くなったり、腫れたりすると歯医者に来ました」と言って来院するというパターンが多かったと思います。


私の中では今では歯科医院の役割は大きく変わったと思っています。それは歯科医院は「歯を治す」ところではなく「歯を悪くならないように維持する」ところと思っています。


「メンテナンス」と呼ばれる3~4カ月に1回の歯および歯ぐきの境目を丁寧に歯科衛生士がクリーニングすることでかなり、虫歯菌や歯周病菌を取り除くことができます。


特に虫歯菌はある意味「排水溝のぬめり」と同じで、ちょっとこする位では取れません。


手の力で取るブラッシングでは虫歯菌を取り除ける限界があるのです。ですから器械の力で強力にはぎとることが必要になってきます。


また、よく虫歯になる所は「歯と歯の間」ですので、普段手入れ不足になりそうな所を歯科衛生士が清掃して除菌します。


虫歯菌が歯に対して悪さをし始めるのには、ある一定の虫歯菌の増加が必要と言われています。それが3~4カ月と言われています。


60歳過ぎてから歯を大切にされている方とそうでない方の差がはっきりしてきます。


10年単位では50歳から60歳の間では3本から4本、60歳から70歳の間では約10本も残っている歯の本数が変わってきます。


退職後第二の人生が始まると言われています。


若々しく健康でいるためにも,おいしく好きな食べ物をしっかり食べることが喜びにつながると思います。























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