こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。
本日は8020達成しました患者様から
感じた事をお伝えしたいと思います。
そもそも8020運動について御存じない
方もおられると思います。日本歯科医
師会が提唱している運動で80歳で20
本、自分の歯が残存している方を表彰
するというものです。
虫歯の洪水と呼ばれた時代をくぐりぬけ
た方には本当に敬意を表します。
達成した皆さんとお話をしていて、感じる
ことがあります。
それは表情が生き生きとしていて、姿勢や
歩き方もしっかりされています。
やはり好きなものをしっかり食べるという
事は健康につながります。それにとどま
らず、好きな事も続けることができ、積極
的になるようです。
新聞も隅々読んでいます、趣味も楽しん
でいます、買い物も苦になりませんとか、
たくさんのお話をお聞きすることができ
ました。
鈴木歯科クリニックではメンテナンスの
重要性をお伝えしていますが、今まで
特別の事をしなくとも歯が維持できて
いるのだからといって感心を持ってもら
えないことがあります。
歯がなくとも食べることには特別困らな
いからと言われる方もいらっしゃいます。
ただ数多く歯の本数が残っている高齢者
の方を見ていますと、歯は「食べるという
ことだけにはとどまらない」ということに
気が付きます。
年をとったら入れ歯は当たり前という時
代は終わりました。歯の手入れを続ける
と歯を失うことなく、食事をしっかりとれる
のです。
以前にも出したデータですが
本来の歯の本数は28本です。
(親知らずを除く)
それに対して
日本 約7本(80歳)
アメリカ 約17本(75歳)
スウェーデン 約20本(85歳)
日本は先進国ですが、歯に関して
はそうでないことを示すデータです。
皆さんは虫歯や歯周病を放置して
いるのではありません。しっかり治
しています。ただ治しながら歯を失
っているのです。
悪くなったら歯科医院で治すという
悪い習慣が続く限りアメリカやスウ
ェーデンには追いつけないと思いま
す。
これからの歯科医院はもう治すとこ
ろではなく、悪くならないように通院
するところだと私は思っています。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございます。
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20年以上使用していた「毛先が球」が、生産販売終了したので、以前使ってた物に近い歯ブラシ(同メーカー)で磨いてるが、血が混ざっている。
やはり、歯ブラシが合ってないのか?
自分に合った歯ブラシを見つけるのが
難しいですな!
hansam52