歯科の麻酔について

歯科の麻酔について

こんにちは。


鈴木歯科クリニック院長の鈴木喜之です。


歯科治療における麻酔についてお伝えしたいと思います。


歯科治療で歯を削る際には、ほとんどの場合麻酔の注射を行います。


稀に麻酔なしでも治療を行うこともありますが、苦痛を伴うために麻酔をおこなってからの処置が患者様にとって楽なことが多いからです。


よく皆さまに聞かれることは処置後どのくらいで覚めるのかということです。


答えとしては

歯科での麻酔の効果はおおよそ1時間くらいです

厳密には歯科麻酔薬、量によって効果時間は違ってきます。


血管収縮剤が入っていると効果時間は長くよく効いていますが、覚めるのが遅いというもの。主に奥歯や治療時間が長くなりそうな時に使用します。


血管収縮剤が入っておらずと効果時間は短いが、覚めるのが早いいというもの。主に子供さんや簡単な処置になるときに使用します。

またしびれや腫れた感じがとれないということを質問されることがありますが、必ず生体に吸収されますので心配ありません。元の状態に戻ります。
注意点として子供さんの時は治療後に唇を噛んでしまい、腫れて白っぽくなることがありますので咬まないように、指で触らないよう父兄のかたにお伝えしています。
下の奥歯は麻酔が効きにくいため必要量が多くなることが多く、覚めるのが遅くなることがあります。



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