こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です
■雨の日もまたいいですね。
雨の日が少ないと思います。
そのせいでしょうか、雨音を聞いている
と心地良いのです。
もちろん、晴れの日が1番大好きで、
天気のいい日は仕事やるぞーという
エネルギーが満ち溢れてくるのですが。
雨音を聞きながらぼーっとしていると、
普段、気に留めていないことに気が
付くことがあります。
雨は「静」を感じさせてくれます。
■本日のテーマ
「上の総入れ歯が落ちる3つの理由
・・・簡単には解決しません。その2」
上の総入れ歯は基本的には落ちる
こと、外れることは少ないと思います。
ただ落ちる原因として以下のことが
あります。
1、フラビーガムになっている
2、口腔前庭が浅く、口元の筋肉
の緊張が強すぎる
3、唾液がほとんど出ない
という3つが挙げられます。
他にもありますが、この3つが上の
総入れ歯が外れてしまい、患者
様を悩ます代表例だと思います。
本日は「口元の筋肉の緊張が強す
ぎる」についてお伝えします。
口腔前庭が浅く、口元の筋肉の緊張
が強すぎると上の総入れ歯は簡単に
落ちてきます。
口腔前庭というのは、わかりやすく言
いますと「頬と歯の間の深い部分」です。
もちろん、総入れ歯になっていることが
前提ですので、歯は全くない状態です。
総入れ歯はバネをかけて入れ歯を安
定させる部分入れ歯とは違いますから、
入れ歯の面積が大きければ大きい
ほど有利になります。
口元の筋肉の緊張が強い方は、
口元を動かすと口腔前庭が狭くなり
上の総入れ歯を外す力になって
しまいます。
ですから、簡単に入れ歯が外れてし
まうのです。
このことが原因でお困りの方は皆さん
共通して、こうおっしゃいます。
「入れているだけだとぴったりするけ
ど、物を食べていたり、口元を閉める
ようなしぐさをすると簡単にとれちゃう」
とおっしゃいます。
解決法はインプラントだと思います。
1、インプラントのブリッジ形式にして、歯と
して製作する。(入れ歯ではなく)
2、インプラント併用のフック式入れ歯(ボタン
のようにパチンと止める)にする
この2つになります。
私もいろいろ模索しましたよ。
以前、シリコンゴムを使用することで、吸盤
のように密着が期待できる「シリコン式の
総入れ歯」を製作しました。
それでも、口元を動かしたら簡単に外
れてしまい、使い物になりませんでした。
上記2つの解決方法は、費用と外科処置
ことがありますので、簡単な解決法では
ありませんが、これしかないと私は考えて
います。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
追伸1
皆さんからのご質問も多くなってき
ました。必ずお答えしますので
遠慮なくメールしてくださね。
追伸2
もし皆さまの中で「聞いてみたい歯科
のこと」にメールご希望の方はこちら
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1日から2日以内に私が返事します。
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追伸3
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今年の山形市は梅雨にもかかわらず、
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