こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。
■土曜日は、ほっとします。
このブログは前日の土曜日に書いて
います。
日曜日はゆっくりするため？
いいえ、明日は休みでのんびりできると
思うと、パソコン前の指はちゃかちゃか
勝手に動いてくれるからです。
よく友人に聞かれます。
「いつブログ書いているのー」とか
「時間かかるんじゃないのー」とかです。
そんな時にはこう答えていますよ。
「夜に家族が寝静まると小人が出て
きて、寝ている私の指を持って勝手に
書いてくれてんだ」と。
おそらく仕事が終わっていますとリラ
ックスしているから、文章もなめらか
に出るのからでしょう。
歯科治療の時もそうですが、いらいら
したり、急いでいてもいい結果は得ら
れませんね。
頭じゃわかっているのですがねー。
リラックス状態がはかどるエネルギー
になります。
■本日のテーマ
【資料を保存しておくことの大切さ】
についてお伝えします。
歯科治療をおこなうにあたって、治療前
に問診したり、痛い場所を特定するため
にレントゲン撮影をおこないます。
いつも患者様に確認することなのですが、
今回の治療は「気になるところだけ」
なのか「トータルで考えており、悪いところ
をすべて治す予定なのか」ということを
お聞きします。
そこできちんと治す方にはレントゲン撮影
を10枚から14枚すべて撮り、お口の状態
を確認します。
またお口の写真をやはり14枚撮影をおこ
ない、撮影した写真を患者様にお見せ
しながら治療について説明をおこないます。
希望される方には、レントゲンやお口の
写真をプリントアウトして差し上げています。
なんでそんなにレントゲンを撮るのか？と
か、口の写真なんか見なくともいいとおっ
しゃる患者様もおられます。
でも資料を採取することで、現在の状態を
正確に知ることができますし、そのことが
原因を探ることになるじゃないですか？
内科の先生も血液検査など診査を
して、総合的に診断してお薬を処方
しますよね。
歯科も同じです。ただ穴を詰めて
お終いではないのです。
原因をつきとめて、今後ならないように
することを考えなければなりません。
またアゴが痛いなど、原因が歯だけではな
い時にはパノラマレントゲンという大きな
写真を1枚撮影し、顎関節の状態や、上顎
洞、インプラントの手術の際に必要な骨の
厚みなどを確認します。
歯周病の際には、歯ぐきの腫れ具合
を確認するために歯周ポケットと呼ばれる
歯と歯ぐきの境目の深さを測定します。
これらの資料を正確にとって保存しておく
ことはとても重要です。
数年後に来院しても初診の時はどうだった
のか？など過去を確認することもあります。
またメンテナンスに定期的に来院されても、
レントゲンや口の中の写真を撮影し、比較
検討することは必要なのです。
私たちは残念ながらその場では見落とし
もあります。記録をとれば後で見直しも
できます。
ですから記録を経時的にとるのです。
虫歯の穴を削って終わりという、従来
の治す治療から、未来型の虫歯、歯
周病にならないという歯科予防型
を一緒に目指しませんか？
そのためには正確に、きちんとした資料
をそろえるところからスタートします。
本当は銀歯をつけるだけ、気になって
いる所だけ治してほしいという患者様
にもレントゲンはともかく、お口の写真
だけは撮らせてほしいと思っています。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
追伸1
皆さんからのご質問も多くなってき
ました。必ずお答えしますので
遠慮なくメールしてくださね。
追伸2
もし皆さまの中で「聞いてみたい歯科
のこと」にメールご希望の方はこちら
からお願いします。
1日から2日以内に私が返事します。
「聞いてみたい歯科のこと」
アドレスdentsuzuki@gmail.com です
追伸３
こちらも是非ご覧ください。
鈴木歯科クリニックHP
インプラント、入れ歯、審美歯科、マイクロスコープ
を使用したこだわり治療を目指す
山形インプラント治療室
インプラントに特化したホームページです。
http://www.yamagata-implant.com/
