こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。
本日は午後1:00より山形歯科専門
学校で授業があります。自分もなまけ
ものの学生でしたので、一生懸命聞
いてくれる学生さんには感謝します。
本日は他の歯科医院で治した方が
よいと言われたのですが?について
お伝えします。
皆さん御存じでしょうが、虫歯は1度
進行して穴があいてしまうと自然に
は治りません。
穴は自然にはふさがらないのです。
ですから歯科医師が虫歯を完全に
除去して他の材料で封鎖するのです。
やはり虫歯は早いうちに治すべきです。
ただ注意があります。
虫歯でも本当の初期である「脱灰」と
呼ばれる、茶色の着色や白濁程度
であれば「再石灰化」と呼ばれる現象
が期待できますので歯を削らなくとも
よい場合があります。
ただこれには条件があります。メンテナ
ンスと呼ばれる定期的な歯科医院で
のクリーニングは必要ですし、御自分
でのセルフケアの精度も関係してきます。
ですから、判断は歯科医師でも違い
ますので、外からは難しいと思います。
大切な歯を削らないことを目標にしな
ければなりませんが、進行してして穴
があいた、レントゲンで穴があいている
事がわかった虫歯はすみやかに処置
が必要なのです。
治す必要があればコンポジットレジンとい
う樹脂で修復すると自然な歯の色で治す
ことができます。
必要最低限の治療だけにすることは
大切です。
昔ながらの金属で大きい虫歯の穴を
直すことはもうやめましょうね。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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