こんにちは、鈴木歯科クリニック院長の鈴木喜之です。
■当たり前ですが家族旅行は楽しい思い出をつくるところです。
お盆休みに家族旅行で、海に来てます。
昨年から、娘が夏休みには海へ連れていって、
と頼まれていたので、約束を果たしたんですね。
歯科以外の雑用もたくさんあったので、
前日まで雑用を片付け、いざ、家族旅行へ。
もちろん、移動中は爆睡です。話しかけられても
寝不足のせいかぼーっとしていました。
話しかけられても上の空になっていたら、
だんだん家族皆、機嫌が悪くなったんですよ。
やばい、ただならぬ空気が漂ってきた！
そこで必死になって海で遊びまくりました。
偉いよなー俺って・・・とつぶやきながら。
気のせいかもしれませんが、周りの家族
連れのパパ達もぐったりしているように
見えます。
体は日焼けと泳ぎでクタクタです。
でもね、家族が喜んでいるを見て、心の「いいね、
」
にポチっと押しましたよ。
家族旅行で楽しい思い出をつくる事が大事
なんだなーとあらためて気がつきましたよ。
■本日のテーマ
「無理して金属の土台を交換しない方がいい？」
についてお伝えします。
最近の審美歯科治療では、金属を使用しない方向
です。
それは歯科に用いられる材料の開発や発達に
より【強度】が増し、金属を使用しなくとも硬くて
壊れることない「歯の白さ」を出せるようになったからです。
審美歯科治療場合、かぶせ物（＝差し歯）になることが
多くなります。
その際に歯の神経を除去していますと脆くなった歯の
強度を増すために、コアと呼ばれる金属製の土台の柱
を今までは使用してきました。
どうしてかと言いますと、歯の神経を除去すると歯の
中心部がくりぬかれた状態になり、しかも脆くなって
しまうからです。
最近は、金属を使用したコアよりもファイバーコアと
呼ばれる金属を使用しないコアへ移行しています。
ただ、困った問題も起こっているんですね。
それは、色の変化や見栄えの悪さからの
（見た目の劣化＝審美障害）再治療の時に
起こります。
すでに装着されている金属を除去すべきか
そのまま使用するかの判断をする時です。
虫歯や歯の根っこの治療が問題がなければ、
すでに装着されている金属製のコアを
そのまま使用した方が歯にとって良いのです。
ただ、やり直すかぶせ物（差し歯）に金属を使用
していないオールセラミックの歯を装着しますと
金属製のコアの色が透けてしまい、透明感
が出ない事態になります。
もちろん、金属製のコアを簡単に取り外せれば
いいのですが、しっかり装着されているコアを、
無理して除去しますと、歯の破折が起こり、
抜歯になってしまうこともあります。
メタルコアからファイバーコアへの交換には
慎重になってください。
なお、対処の仕方としては、
メタルボンドのような金属を使用したかぶせ物
（差し歯）をもう一度選択する。
ジルコニアなど金属色の遮蔽効果が高い白い材料
を選択する。（若干、透明感は落ちますが）
この２つになります。
とにもかくにも、歯を何度も削ることは将来の
抜歯につながりますから、かかりつけ歯科医と
よく相談されてくださいね。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
追伸
もし皆さまの中で「聞いてみたい歯科
のこと」にメールご希望の方はこちら
からお願いします。
1日から2日以内に私が返事します。
「聞いてみたい歯科のこと」
アドレスdentsuzuki@gmail.com です
追伸２
こちらも是非ご覧ください。
従来のような「ただ歯を治す歯医者」でなく、
患者様誰もが納得する「歯科」を山形で
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