入れ歯のバネ（クラスプ）を考える

こんにちは。

鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です

■おいしいお漬物やお餅をありがとう

ございました。

先日、通院中の患者様よりいただき

ものをしました。

おいしい「漬物」と「お餅」です。

スタッフとおいしくいただきました。

おいしかったー。

漬物はプロの味です。熱燗のあて
にして、ぽりぽり、ぱりぱり、
いただきました。

そして仕上げに「納豆餅」と「ずんだ

餅」で満腹になりましたよ。

二つとも山形でのお餅の定番な
んです。

ある意味私のソウルフードです。

納豆餅は文字通り納豆に刻みネギ
をまぶしたもので、ずんだ餅は枝豆

をすりつぶして甘くしたものです。

私の場合、納豆餅はネギと一味唐辛

子が欲しくなりますね。

とても懐かしい気持ちになりました。

子供の頃に母のお手伝いでよく、枝

豆をすりつぶしたものです。

これからもお餅パワーで、もりもり仕

事しますよ。

■本日のテーマ
「入れ歯のバネ（クラスプ）を考える」

についてお伝えします。

部分入れ歯では、ある意味「バネ」は
必需のものです。

バネの役割は大きく分けて３つ
あります。

１、支持（レスト）

２、維持（クラスプ先端）

３、把持（クラスプ腕部）

支持は咬む力に対抗するというもの

ですが、咬む力をバネをかけた歯の

垂直方向に力をかけることです。

支持部分を担うのはバネのでべそ

部分になります。

咬合力を入れ歯の内面（歯肉）だけ

ではなく、歯にも負担をさせることで、
過重な負担をさけることができます。

ですから入れ歯のハグキ部分で咬

んでるつもりでも、多くは残った歯、

つまりバネをかけた歯が、咬んで

いることになります。

入れ歯内面部分の歯肉は歯の代

わりには所詮ならないからです。

ちなみに維持は入れ歯が外れない
、把持は横揺れさせないというもの

です。

この３つの機能を１つのバネに埋め

込んでいるもですが、私が１番重要

だと考えているのは「支持」になります。

最初から入れ歯がゆるくて外れやす

いとと不満になりますが、長年使用し

た入れ歯でバネがゆるいからといっ

て不満を言う患者様は少ないです。

かえってバネがきつめに効いたりす

ると、痛い、出し入れがしずらいと

不満をおっしゃいます。

このことから、究極のことを言えば、

入れ歯の内面がぴったりしていれば

バネの役割のほとんどは「支持」なん

だなと私は感じています。

頻繁に落ちたり外れたりしない限り、
患者様はお困りにならないのだと
推察しています。

やはり、「入れ歯があたって痛い」が

困ることなんですね。

クラスプのレスト（バネのでべそ）部

分の適合と大きさ、配置場所の重要

性を感じます。、

なんだか本日は教科書みたいな文を

書いてしまいましたね。

本日のまとめになります。

入れ歯で１番大事なことは「バネが

効いて落ちたり、外れたりしない」とい

うことではありません。

バネ（クラスプ）をかけた歯が長期に
に渡り、抜歯にならず、入れ歯を作り
変えない」ということです。

そしてよく咬めて痛くないということ
なんですね。

本日も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。

追伸1

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ました。必ずお答えしますので

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