インプラント埋入のために骨を造るということ

インプラント埋入のために骨を造るということ

こんにちは。


鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。

■自分の限界を決めない

先日インプラントセミナーに出席

してきました。

その際にセミナー仲間と飲みに行った

のですが、話題はいつまで歯医者を

やるのかということです。

何の仕事もそうだと思うのですが、

歯科治療も目と根気と体力がいる

仕事です。

まず目がおとろえます。幸い私は

今まで目だけは自信がありました。

でも最近は遠くにしないと目が見えな

いことがあります。そうです。老眼です。

ガーンです。

あと何年歯科医師として、仕事がで

きるのかなんて考えたりもしたこと

があります。

でもね。セミナー仲間の先生は「仕事

が好きならいつまでやるなんて決め

ないで好きなだけやったらいいじゃ

ない」とアドバイスしてくれました。

その言葉を聞いた時には

なんか心が楽になった気持ちでした。

人は前向きの話をしていると、楽しく

なりますから、気持ちの持ち方って

大事ですね。

■本日のテーマ

「インプラント埋入のために骨を造る

ということ」をお伝えします。

インプラントも進歩しており、以前なら

インプラントができないようなケースで

もおこなえるようになってきました。

大学病院のような大きな機関でなくと

も個人の歯科医院でもです。

ただ技術の高さは必要ですので、誰も

ができるというわけではありません。

インプラント手術で1番問題になるのは

患者様の骨がないということです。

骨がなくなる理由として

1、重度歯周病であった

2、若い時の早期の抜歯

3、合わない入れ歯の装着

4、交通事故などの外傷

など様々です。

私たちインプラント治療をおこなう歯科医

は10mm以上のインプラントを骨の中に埋

め込むことを目標にしています。

でも上記の理由でどうしても骨のボリュ

ームがない方は骨を作るしかないのです。

一般敵に言われている方法はGBRという

方法で残存している骨の外側に追加して

骨を作り上げ、ボリュームアップするとい

うものです。

欠点もあります。

1、歯科医師の技術の高さを要求されます。

(当歯科医院では難しいケースの際、山

形大学口腔外科をご紹介しています。)

2、日本人は術後歯肉が薄いため裂開して

しまい、失敗に終わることがあります。

3、せっかくできた骨も生体が吸収して

しまい、時間の経過によってはインプラ

ントの長期経過が見込めなくなります。

でも骨がなくとも、入れ歯でなくインプラ

ント治療を希望された時にはおこなう

手段なのです。


本日も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。

追伸1


皆さんからのご質問も多くなってき

ました。必ずお答えしますので

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追伸2

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