こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。
現在コーヒーを飲みながら明日は何を
お伝えしようかと考えています。
ですから記事を書いている今は昨日
です。妙な言い方ですね。
私は今年1月から本格的にブログを始
めました。最初は気負いがあったよう
な気がします。
何か歯医者ぽく話をしなきゃなーとか
この話をしたらいやがられるかなー
とか結構気にしていました。
でもブログを書いているうちに、気持ち
はどんどん変わってきて、やっとブログ
題名でもある「本音」の部分に切り込め
るようになったと思います。
今はともかく歯科に関する有意義な情報
をわかりやすくお伝えしますね。
記事を書いていても、どうしても歯医者目線
になってしまいます。専門用語も使いたく
なります。
どなたが読んでもわかりやく、なるほどと
思っていただきたいと思います。
皆さんに読んでもらった時に「知って
おいてよかった」と思えるように、ブログに
歯科に関する記事をアップしますね。
「こだわり歯科医が語る本音の歯科講座」を
今後ともどうぞよろしくお願いします。
なんか格調が高くなってしまいました。
コーヒーでは酔わないはずなのに。
秋の夜長を楽しんでいます。
■本日のテーマ
「歯の色をぴったり隣の歯にあわせるには」
審美歯科では歯に対して機能だけでは
なく美しさも求められます。
そうです。歯の色は白いので白さの質が
重要なのです。歯の色は部位によっても、
人によっても、明るい場所や暗い場所でも
変わります。
ですから歯の色を合わせることは審美
歯科ではとても重要になります。
ただ白ければ何でもいいというわけには
いきません。
たとえば白という言葉でも、「雪のように
白い」、「オフホワイト」とか表現はたくさん
あります。
会話をしていると人間の目は相手の口元
を必ず見ます。
しかも微妙な色の違いも結構わかるのです。
たとえば口元のほくろに気がつくように。
ですから前歯をかぶせるような治し方を
選択した際には「患者様の歯の色」を
再現しなければならないのです。
そのために、シェードテイキングと呼ばれる
歯の色情報を獲得します。
どういう風におこなうかといいますと、
1、昔は色見本から選んで歯科技工士に
伝える。20色近い色から判別するのだが
実際使う色は2、3色程度。
↓
2、少し進んで色見本を歯に近づけて、写真
を撮って技工所へ送る。歯の近くに色見本
を添えて写真撮影をおこなうので、かなり
の情報になる。ただしプリントの仕方や
パソコンの性能によって変わる事がある。
↓
3、最近では暗室を部分的に口の中で作り
写真を撮影し、パソコン処理するように
なってきました。かなり正確に色の濃さ
や鮮やかさを測定できる
鈴木歯科クリニックでは歯の色が気にな
るという方には2,3の方法を同時に取り
入れています。
それでも「歯の白さ」を再現できず、あわ
ないこともあります。その時には実際製作
をおこなう歯科技工士にも立ち会ってもらい
色情報の確認をおこないます。
歯の白さって難しいんですよ。技工士
の方も「奥が深すぎる」といつも申して
おります。
でもぴったりした歯の色を再現して、
患者様に喜んでもらうと、こちらも
とてもうれしいです。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
追伸1
皆さんからのご質問も多くなってき
ました。必ずお答えしますので
遠慮なくメールしてくださね。
追伸2
もし皆さまの中で「聞いてみたい歯科
のこと」にメールご希望の方はこちら
からお願いします。
1日から2日以内に私が返事します。
「聞いてみたい歯科のこと」
アドレスdentsuzuki@gmail.com です
コメントを書く