こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。
明日から9月ですね。9月4日に山形市
でおこなわれる「日本一の芋煮会フェ
スティバル」準備の様子が地元TVで放
映されました。
準備の方御苦労さまです。当日は晴れ
ますように。
これが終わると山形は収穫の秋へ季節
が変わります。
さて本日は「歯と歯ぐきの境目の段差
が気になる方へその1」をお伝えします。
糸切り歯(特に上あごの犬歯)からその
先2本(小臼歯)まで歯と歯ぐきの境目
が削れてしまっている方がいます。
原因は2つ考えられると思います。
1、オーバーブラッシングと呼ばれる磨
きすぎが主な原因になっているとき
音を立てて磨いていませんか?
患者様のお口の中を見ますと多くの方
に見受けられます。おそらくブラッシング
の際に「シャカ、シャカ」音を立てて磨い
ているのではないかと思います。
歯ブラシの毛先がすぐに広がりませんか?
ブラッシングの圧力が強すぎます。心当
たりのある方は歯ブラシを握るのではな
く、鉛筆を持つようにしてください。力が
かかり過ぎることを防げます。
歯ブラシの毛先は硬めを使っていませ
んか?
毛先に硬いタイプをお好きな方は、どう
しても音を立てて磨かないと磨いた気が
しないということをおっしゃいます。
毛先も硬く、シャカシャカ音を立てるくら
い磨いてしまいますと歯は削れてくるの
です。
歯ブラシの毛先の硬さは「普通」が1番
です。
もともと、歯と歯ぐきの境目は歯根に近
くはエナメル質と呼ばれる硬い組織が
少ないです。
磨く圧力で歯ぐきがやせて、歯根が露出
↓
エナメル質のない歯根はブラッシングに
よって削れてしまう
という図式になります。
なお歯自体が歯磨きしても削れないの
はエナメル質という硬い鎧をきているか
らです。
歯ぐきの付け根付近は歯根ですので、
エナメル質ではなく、柔らかい象牙質
ですので簡単に削れてしまうのです。
明日は原因の2番目になる咬み合わせ
が原因で歯の根元が削れてくるです。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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