こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長の鈴木喜之です。
デンタルフロスや糸ようじと入れると引っ掛かってしまい、糸がほつれることがありませんか?
原因は大きく分けて3つあると思います。
1、歯の間に虫歯の穴がある、
2、以前治療したプラスチック(レジンと言います)またはインレーやクラウンと呼ばれる銀歯の適合が悪い
3、歯の間に大きい歯石がある
上記の事がありますと糸がほつれることになります。
歯科医師も小さい虫歯を治療する際、判断しかねるときはレントゲンや視診だけではなく、デンタルフロスを用いて確認します。
またプラスチック(レジン)が少しはみ出ている程度でしたら研磨することで修正します。ただ大きくはみ出ていたり、すいている場合はやり替えになります。
インレーやクラウンと呼ばれる銀歯の適合が悪い時も修正ができませんのでやり替えになります。
歯の間の歯石に関しては除去すれば、糸のほつれはなくなります。
デンタルフロスについては歯の間の清掃には歯間ブラシとともに歯周病、虫歯予防の意味では欠かせないと思っています。
口臭予防にも最適です。
デンタルフロスで全部の歯の間を清掃するには熟練が必要です。
うまくできない方は「糸ようじ」と柄のついた糸がありますのでそちらを使用してみてもいいかもしれません。
歯の表面より歯の間の虫歯が多いですし、歯周病も歯の間が進行しやすいのです。
誤解を恐れずに申しますと「いつもの歯磨きは簡単に、その代わりに歯の間は念入りに磨いてくだい」と私は伝えています。
まだまだデンタルフロスや歯間ブラシの使用している方は少ないと思います。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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