舌痛症について

舌痛症について

先日、筒井照子先生の矯正セミナーがあり、その中で舌痛症についての話がありました。とても興味深く聞いてきました。

鈴木歯科クリニック開業後15年間で「舌の横がすれて痛い」という事で来院された患者様は何人かいらっしゃいましたが、うまく症状を緩和できなかった患者様は今まで3名いました。

通常の処置方法は、下あごの銀歯や奥歯の内側のヘリが鋭く立ちあがっているので「歯の角を丸める」といった歯を少し削ることで解消されるのですが、うまくいかないと舌をよく咬んだり、ひりひり痛く、日常生活に支障をきたすことがあります。またガンの心配をされる方も多いです。

私も多くの患者様には「舌の横がすれて痛い」ということで「歯の角を丸める」処置で対応してきましたが、上記の

3名の方はうまくいかず、悔しい思いをした覚えがあります。また患者様はドライマウスという症状で、口の中も乾いていることが多いので飲み込みにくく、つらい思いをしています。そのほかにも口臭も併発していることが多いと思います。

原因の一つに態癖がからんでおり、下アゴの変位と上顎の変位そして舌の筋肉の不調和によって起こるという内容でした。口の中で起こっていることは顔面にも表れており、全身の姿勢にも表れるということです。

どうしても歯のこと、口の中だけを歯科医師は見てしまいますが、全身の中での口の中、そして歯なのだということを痛感した1日でした。

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