こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長の鈴木喜之です。
以前虫歯の治療をされた患者様が、アゴがカクカク音がして、口が開きにくくなってきたということで来院されました。
アゴの音は前回の虫歯の治療の際も気がついておりましたので、態癖 について説明をしました。
その時は特別の治療はせず終了しました。
ですが今回はこのままでは心配なので顎関節症の治療をしてほしいとのことでした。
治療は何といっても態癖 の注意になります。
顎関節症の3大兆候である、関節部の音がする、開けようとするとすると痛い、大きく開けられないのは、関節部や口元に何らかの外からの力がかかっているからなのです。
ですから、頬杖、寝るときの横寝など生活習慣について指導しました。
それでも改善できないならばスプリントというマウスピースを製作をします。
この患者様は下の前歯が見えないくらい咬み合わせが深いため、咬み合わせを楽にしてあげる目的です。
ただ咬みわせを高くするだけでなく、リラックスしたところで位置を設定します。
音をなくすことは無理かもしれませんが、口があきにくいという症状は軽減すると思います。
ただ咬みわせも変わってくる可能性もあるため、慎重にやっていきたいと思います。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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