こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。
■クリスマスが近づいてきましたね
院内の待合室もクリスマスモードになって
きましたよ。
なんか気持ちがウキウキしてくるのは
年齢は関係がありませんね。
町も華やいでくるので、とてもうれしい
です。
楽しいイベントは何回あってもいいですね。
■本日のテーマ
「黄ばんだ歯の原因を探る」についてお
伝えします。
最近、歯の黄ばみを気にする方、歯を
白くしたいと望む方は多くなってきました。
見ていますと歯を気にする方は自然と
口元に手をあてることが多いと思います。
それは歯並びであったり、歯の変色や
黄ばみだったりする理由からです。
また、笑う時に大きく口を開けられ
ないという悩みも患者様からお聞し
ます。
主な原因として
１、歯全体が黄ばんでいる
２、差し歯が日ごと黄ばんできた
３、小さくつめたプラスチックが黄ばんで
きた
４、歯の神経をとった歯が黄ばんできた
他にもあるかもしれませんが、よく遭遇
するケースを列記しました。
本日は「小さくつめたプラスチックが黄
ばんできた」についてお伝えします。
前歯の虫歯を治すときに用いられる
詰め物をコンポジットレジンと言い、
最近では審美性のために奥歯の虫歯
修復にも使用されています。
歯と同じ色に仕上げることができるので
とても便利な材料です。
ただ欠点もあります。
それは材質が多孔質のため変色を起こ
すということです。
原因は唾液や水分を吸水するからです。
樹脂でできている白のまな板を想像して
もらえばわかりますよね。
最初は歯とも間違うようなくらいきれい
ですが、3年くらい経過すると黄ばんで
きます。
よくあるのが歯とコンポジットレジンとの
界面（継ぎ目）の着色です。
基本的には時間をかけて（できれば拡
大視野状態で）正確に虫歯をコンポジッ
トレジで補修すればきれいに仕上がり
ます。
私のお勧めの使用法として
１、歯を大きく削ることになったときには
セラミック系の材料を使用する
(永続的な審美性を考えるならば）
２、ともかく時間をかけて、できれば
マイクロスコープや拡大鏡を使用
して治療をおこなう
コンポジットレジンは1回で仕上げることが
できますので便利ですが、時間の経過と
ともに着色するという「あら」が見えてきます。
当たり前のことですが、たっぷりとした時間
をかけて拡大した状態で正確におこなえば
審美性に優れた治療となります。
色とは関係がありませんが、コンポジット
レジンは反復する咬む力によって、摩耗
してすり減ってきます。
その結果かみ合わせが甘くなり、咬合
しなくなったり、点接触から面接触に
なることでかみ合わせが部分的に強
くなったりします。
ですから虫歯が大きく、修復する面積が
大きい場合は、強度も十分なセラミック
修復が第1選択になります。
（審美性も考えているならば）
本日も最後までお読みいただきまして
>ありがとうございました。
追伸1
皆さんからのご質問も多くなってき
ました。必ずお答えしますので
遠慮なくメールしてくださね。
追伸2
もし皆さまの中で「聞いてみたい歯科
のこと」にメールご希望の方はこちら
からお願いします。
1日から2日以内に私が返事します。
「聞いてみたい歯科のこと」
アドレスdentsuzuki@gmail.com です
追伸３
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