その428

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片側だけの入れ歯は装着しなくなる?

片側の奥歯を連続して2本以上抜歯をおこないますと、従来は入れ歯の選択でした。

最近ではインプラントがありますから、必ず入れ歯の選択をせずにすみます。

ただ、費用の面や「手術が怖い」ということで入れ歯を検討される患者様は少なくありません。

ただ、私の中では片側だけの入れ歯は基本的にはありえません。

それは、入れ歯の安定が悪く、「咬めない、外れる、痛い、バネをかけた歯に負担がかかる」などいいことが全くないからです。

基本的に入れ歯はカメラの三脚のように3点支持で成り立っており、片側だけの入れ歯は2点支持にしかなりません。

もし、カメラの三脚が2脚でしたら安定しませんよね。

特に多いのが1番奥の歯2本連続して抜歯して、入れ歯を選択した時です。

患者様にとっては、たった2本の抜歯ですから、片側の小さい入れ歯を装着すれば済むというイメージですよね。

でも、上記で説明したように「プカプカ、フアフア」という表現になりますが、入れ歯が不安定のために咬めない、痛くなるので外してしまい、患者様は引き出しにしまっておくことが多くなります。

その後は入れ歯がなくとも反対側でそこそこ咬めてしまいますので、引き出しにしまっといたことも忘れてしまいます。

もちろん、片側だけで咀嚼することは決していいことではありません。

必ず、過重な負担になってしまいますので、今度はその反対側の奥歯がダメになってしまうリスクが出てきます。

理想的にはインプラントです。

入れ歯での対処法としては、入れ歯は大きくなりますが、反対側にも入れ歯のバネを伸ばして、三脚のように3点支持をはかります。

入れ歯が大きくなることで患者様からは「舌感が悪発音しずらい、違和感が大きい」と不満がでますが、ただひたすら「慣れてください」というアドバイスになってしまいます。

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