その291

その291

症状がはっくりしない、場所が特定できない痛みがある場合には
すぐに歯科治療をおこなうことはやめましょう!

歯科治療をおこなっていますと、原因がわからない痛みだったり、場所を特定できないことはたまに出てきます。

患者様もお困りになって、もしくは気になって来院されています。

ですので、歯科医はレントゲンや視診、歯をたたいてみたり、歯根部の歯肉を押してみたり、歯に電気を流してみたり、いろんな方法で確認して原因をつきとめます。

特にはっきりしない痛みを訴える場合は「患者様から詳しく話を伺う」ことが原因を探るヒントになります。

こういった場合、「すぐに推測で歯科治療をおこなわない」ことが大事になります。

1番良くないことが「歯を削ってはみたけれど、症状は変わらない」ということで、原因が違うところにあることです。

歯科医も懸命に原因を考えますが、「はっきりしない症状」のときは、原因の可能性を2つ、3つ挙げるだけになります。

幸い強い痛みでないことがほとんどですので、患者様に経過を見ていただき、症状が強くなった時にあらためて来院していただくことになります。

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