こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です
■例年最後になる新年会に出席してき
ました。
２月も中旬になってきましたが、
「釣友会」の新年会に行ってきました。
今ではすっかりやらなくなったのですが、
新年会に出て、先輩の先生から釣果や
オリジナルの仕掛けの作り方を聞く
のが楽しみです。
中には「大物」を釣り上げた武勇伝も
聞くのですが、それもまた楽しいですよ。
何度も聞いた話もあるのですが、また
これもよしです。お酒が入っていますと
ほのぼのします。
帰りには日本酒や焼酎のお土産や
日曜日留守番している家族のために
お菓子のお土産をいただきました。
そんな釣友会の皆さんと新年会を
終えますと３月のひな祭りを迎えます。
■本日のテーマ
「マイクロスコープで痛みの原因を探る」
についてお伝えします。
私の場合、マイクロスコー治療はおもに
３つの使用の仕方になります。
１、根管治療
２、歯周外科処置
３、コンポジットレジン修復
その中でも根管治療に使用する事が
とても多いです。
以前治療した歯が痛んだり、腫れた
りしている歯の根管の中は、神経の
残骸や腐敗物が残っています。
３倍から２０倍まで拡大した状態を
見ると、なるほど、これでは痛みや腫れ
が出るはずだと納得します。
特にレントゲンでは異常がないのにも
関わらず、「なんか痛い」という症状
を訴える患者様がおられます。
こういった場合、マイクロスコープで、
根管をみると歯の神経の残骸がこびり
ついており、きれいに洗浄と除去を
おこないますと症状が消失します。
また、痛みはないけど「変な臭いや
すっぱいような味がして、膿が出て
いる気がする」を訴える場合があります。
パーフォレーションといいますが、繰
り返し根管治療を行った結果、歯に
穴が開いてしまうからです。これは
再治療のために歯質が薄くなった結果
です。
また奥歯の根幹治療で多いのですが、
根管の中が見えないゆえに、歯科医師
が別方向に穴をあけた結果でもパーフ
ォレーションはおこります。
パーフォレーション時にはMTAと呼ばれ
る歯科材料でしっかり封鎖することで
症状は、消失します。
拡大された視野の中では、通常の治療
ではきちんと治療ができていないこ
を痛感します。
本来、歯を何度も削ってはいけない、
再治療をすればするほど歯の寿命が
短くなると私は思っています。
そういった意味ではすべての治療にお
いてマイクロスコープ下での治療がベ
ストになります。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
追伸1
皆さんからのご質問も多くなってき
ました。必ずお答えしますので
遠慮なくメールしてくださね。
追伸2
もし皆さまの中で「聞いてみたい歯科
のこと」にメールご希望の方はこちら
からお願いします。
1日から2日以内に私が返事します。
「聞いてみたい歯科のこと」
アドレスdentsuzuki@gmail.com です
追伸３
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