こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。
■歯科衛生士に会いに来てください
最近の治療室の風景といえば、メンテ
ナンスのために来院されている患者
様が衛生士と楽しそうにしゃべって
います。
私は治療に集中しておりますので、た
まにしかごあいさつできないことが多い
と思います。
タイミングが合えば「お大事にどうぞ」
と声をかけることができるのですが。
どうも担当の歯科衛生士に会いにくる
という感じになってきました。
でもそれでいいのです。
歯医者がしゃしゃり出て、歯を削ること
はやめた方がいいのですから。
是非うちの衛生士と雑談してください。
歯科に関することだけでなく、日常
のこと、お子さん、お孫さんのこと
買い物のこと、なんだっていいのです。
歯科のためだけじゃ飽きるじゃない
ですか。
「歯科を通じて患者様の体の健康を
守る」ことはとても大切です。
でも楽しくなくちゃ続かないと思いま
せん?
「あーもっと早く気がつくとよかった」
とか「銀歯だらけにならなかったのに」
とか患者様から言われることがあり
ます。
確かに過去には戻れません。
でも未来志向で、これから歯を大事に
していけばいいと思うんですよ。
思った時が吉日です。新たなスタート
になります。
■歯科医院に来院することとは
メンテナンスの大切さを理解していただ
けたら「歯を治療するために歯科医院
に通院する」ということはもったいない
と感じると思います。
だってきちんと治しても予防しなければ
また虫歯になるじゃないですか。
歯が痛かったなら歯医者に行って来い!
と家族に言われたので来院したという
昔ながらのイメージがあるのかもしれ
ません。
また、内科のように風邪をひいたら医者
に行って診てもらうというイメージがある
のかもしれません。
■ブラッシングだけでは予防はできま
せん。
そもそも虫歯や歯周病に関しては、皆さん
のお口の中はすでに細菌に感染している
状態です。
ただ悪さをしない程度(虫歯の進行、
歯周病の進行にならないよう程度)に
細菌数を増やさぬ努力をしなければな
りません。
それが昔から言われているブラッシン
グだった訳です。
でもブラッシングではバイオフィルムと
いう多重に重なった虫歯菌の層を除
去できません。
このこともはっきりわかっています。
歯肉溝という部分の歯周病菌の除去
は簡単ではありません。
また歯の間は皆さん磨きずらい所で
すので管理が必要です。
PMTCと呼ばれる歯科衛生士のクリー
ニングが歯の間、歯肉溝、歯の表面
の細菌をはがして除菌していきます。
家庭でのブラッシングと歯科医院での
定期的なクリーニングによって歯科予
防について最大の効果を出すのです。
■すっかり長くなってしまいました。
なぜこの話をお伝えしたかったかと
言いますと10年以上前から通院
されている患者様がどんどん、歯を
失っていくんですね。
何度かメンテナンスの重要性をお
伝えしたのですが、私の力不足で
お伝えしきれなかったのです。
患者様は「入れ歯が痛い、よく咬め
ない」と入れ歯の不具合を言います。
でも私は御自分の歯だったならばと
こんなことにならかったと思います。
咬めない入れ歯のために、したくない
抜歯のために通院せずに済んだの
にと思います。
本日お伝えの予定だった
「白い歯を入れたのに剥がれてしまっ
た・・・理由2咬み合わせ編」は明日お
伝えしますね。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
追伸1
皆さんからのご質問も多くなってき
ました。必ずお答えしますので
遠慮なくメールしてくださね。
追伸2
もし皆さまの中で「聞いてみたい歯科
のこと」にメールご希望の方はこちら
からお願いします。
1日から2日以内に私が返事します。
「聞いてみたい歯科のこと」
アドレスdentsuzuki@gmail.com です
追伸3
こちらも是非ご覧ください。
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