痛みがどの歯なのかわからない

痛みがどの歯なのかわからない

こんにちは。


鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。




昨日は午前中のみの診療でした。


昨日の山形市の天気はよかったで

すねー。



でも夜まで治療以外の用事があり、

へ出られませんでした。こんな

日は外へ外出したいですね。


木曜日の午後はたまに蔵王の温

泉に行くのですが、今日もそんな

日だったと思います。


蔵王の川沿いの露天風呂に入り

、景色を見ながらぼーっとする。


私のストレス解消法です。

■本日は「痛みがどの歯なのか

わからない」ついてお伝えします。

昨日は午前中のみの治療でしたが、

根管治療と呼ばれる細かい操作の

必要とする歯の神経の治療ばかり

でした。

午前中の治療が終わった瞬間

は、正直疲れ果てました。

歯科の治療内容は抜歯や入れ歯

製作、歯を削って詰めたり、銀歯を

セットしたり多岐にわたります。

根管治療もその1つです。

昨日の根管治療のほとんどは

再治療でした。

1度、歯の神経の治療しているにも

関わらずうまくいっておらず、

痛みや腫れが起きたからです。

また、痛いなどの症状がなくともレント

ゲンで確認が出来た際には再治療

をおこなう必要があります。

根管治療はもともと薬がとれないよ

うにしっかり詰めており、再治療の

際には見えずらい歯根の中ですの

で前の薬をとりだす事は大変です。





根管治療は歯の治療の中でも

家を作るときの土台になる部分

です。

ここでしっかり治療をしておかな

いとすべてがおじゃんになります。

どんなに立派な豪邸を建築しても、

土台に問題が出てくると豪邸を取

り壊しすることになるじゃないですか。

実は根管治療の再治療はとても

多いのです。

再治療が多いことには理由があり

ます。

それは歯の神経は歯ぐき

の中の歯根の中にあるため

根管治療は難しいのです。

特に奥歯の神経は1本の歯から

3本から4本神経が出ています。

末梢神経は目には見えません。

歯科医師が除去する歯の神経

は太い幹の部分だけです。

しかも細くて、奥にあるため手が

届きにくく正確にできないことが

あるからです。

ですから1度治療しているはずなのに

もう一度痛みや腫れが起こるのです。

また、多くはありませんが虫歯の穴な

どを長年放置しておいても再治療に

及ぶことはあります

虫歯の穴から細菌が詰めた薬を通

り越して感染をおこすからです。

目に見えない歯根の中をレントゲン、

手指の感覚、根管長測定器と呼ば

れる器械を用いて治療しますが、

やはり根管治療は難しいのです。

■歯科医師を悩ますのが痛みが強く

なく、患者様自身も、どの歯が痛む

のかはっきりしないときです。

しかもレントゲンには異常はない

時には頭を抱えてしまいます。

歯科治療にはレントゲン撮影は

重要であり、いろいろな情報が

得られます。

患者様が訴える症状と部位の裏付

けになるからです。

また咬んでいたい、たたくと響いて

痛いとという症状も部位を特定

する決めてになります。

通常、痛みがあるときにはレントゲン

に異常が認められることが多いです。


どうしても、痛みの原因がどの歯

なのかわからないときには、症状

によっては、経過をみることにな

ります。

それは間違って削る訳にはいかな

いからです。

激痛が続くと全体が痛くなり、どの歯が

原因なのかわからないときもあります。

痛みの症状がはっきりしていないとき

にも部位を特定できません。

歯の痛みで治療すべきところや原因

がわからないときは歯科医師を本当に

悩ませます。

本日も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。

追伸1


皆さんからのご質問も多くなってき

ました。必ずお答えしますので

遠慮なくメールしてくださね。



追伸2

もし皆さまの中で「聞いてみたい歯科

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