こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。
日曜日、仙台にてインプラントセミナー
を参加してきました。
久しぶりの仙台でしたが、歩いていても
肌寒かったです。秋が深まってきたの
ですね。ファッションも秋の装いでした。
仙台の町にはとても若い人が多く、イ
ベントなどもおこなわれており、活気に
満ち溢れていましたね。
個人的には山形市は若い人が町にい
ないのでさびしい感じがします。わが町
も楽しくなるようなわくわく感が欲しい
と思いました。
本日はインプラントにする意味を考えて
みるについてお伝えします。
出席しましたインプラントセミナーについ
て少しお話をさせてください。
通常のセミナーでは、理論的な背景や
論文などの考察、術式や医療機械など
治療技術をどうあげていくのかという
事が主になります。
しかしながら日曜日におこなわれた
セミナーの午前中はインプラントの話
ではなく、歯がない状態が人間の健康
にとってマイナスであり、生活やQOL
にも影響を及ぼすという話が大半でした。
つまりインプラントをいれることによっ
て患者様はどう恩恵を得られるのか、
咬むということはどう健康に関係する
のかということです。
咬めないことが最近問題になっている
老後の低栄養にもつながることも話に
出ました。
奥歯がないということは平衡感覚にも
影響を及ぼし、ひいてはつまずきやすく
老後は骨がもろいので骨折につながり
やすいと言う話もありました。
また咬むことで脳の働きがよくなり、
認知症にも抑制効果があるなどの
話もありました。
つまり咬めるということがいかに健康
と密接に繋がっているかということです。
考えてみますとこれらのことはインプ
ラントにするメリットではありません。
入れ歯の厄介にならず自分の歯で
咬めていれば同様のことです。
自分の歯を生涯大切にして使い続け
る事が1番いいのです。
ただやむおえず、歯を失ってしまった
方は咬めるようにしなければなりませ
ん。
インプラント治療は入れ歯ではしっかり
咬めないという患者様のためにあります。
安心、安全にインプラント手術をおこなう
まるで自分の歯のようにきれいな歯を作る
確かにこの2つはとても大事なことです。
歯科医師が全力を挙げて取り組まなけれ
ばなりません。
ただこれだけでは不十分なのです。
インプラント治療をおこなって、ただ咬める
から良いという事だけでなく、体の健康、
運動機能の回復、生きがいなど、その先に
ある様々なことを考えなければなりませんね。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
追伸1
皆さんからのご質問も多くなってき
ました。必ずお答えしますので
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追伸2
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