こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。
皆さんがお住まいの場所では、台風の
影響はいかがでしたか？
山形はさほど影響はなかったように、
思います。名古屋、東京などの都会
ほど交通に影響がでたようですね。
今年は天災が多い年になりました。
もう一度「防災」ということを意識した
方がよいのかもしれませんね。
本日は前歯の着色した歯をどう治すか
ということをお伝えします。
よくあるケースとして、歯の外傷が
原因のことがあると思います。
転んだり、ぶつかったりしますと、
歯の神経が断裂を起こします。
もう少し強い力がかかりますと、歯が
欠けたり、抜け落ちたします。
そうしますと歯科医院に受診します
が、ぶつかった程度ですと気にしな
いことが多く、しばらくすると歯の変
色に気がつくということになります。
ちなみに歯の変色だけに収まって
いれば、病的なことではなく、生体の
防御機構が働いて結果ですので
そのままでも構いません。（変色
した状態が気にならなければ）
歯の変色だけでは収まらず、歯の
根元にニキビ状のぷちっとした
できものができていれば、感染を
起こしていますので治療が必要
です。
基本的には歯の神経が死んだ
時に歯の変色は起こります。
必ずではありませんので、レン
トゲンなど精査は必要です。
また根管治療と呼ばれる治療
もしっかり済ませておかなけれ
ばなりません。
歯の変色に対して２つの治し方
があります。（歯の神経が死ん
でいるケース）
１、歯の内部から薬剤を詰めて
歯の漂白を行うもの
２、歯の裏側など詰め替えを何
度もおこなっており、強度に
不安があり歯全体を被せて
しまう方法
上記の写真はメタルボンドと呼ば
れるもので、歯の全体を被せて
おり、歯の根が非常に短いため
３本つなげてあります。
また、歯の神経が死んでいない
時には違った対応になりますので
注意が必要です。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
