インプラント治療の際に説明しておきたいこと

インプラント治療の際に説明しておきたいこと

こんにちは。



鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。



本日はインプラント治療の際に説明して

おきたいことについてお話します。



インプラント治療希望しています患者様

と話をしていますとインプラント埋入後

すぐ咬める、歯が出来るイメージをお持

の方が多いようです。



インプラント処置はある意味体に異物

を定着させる治療ですので、厳密さが

求められます。


安心、安全のインプラント治療を行う

めには資料を採取して、正確に診査、

診断を行う必要があるのです。



各歯科医院それぞれの治療の流れが

ありますので一概にはこうですとは申

せません。



鈴木歯科クリニックを例にとってご説

明します。



インプラント治療を希望された方には

インプラント治療の流れについて概略

説明し、了解していただいた方には資

料を採取します。



ここではインプラント治療にあたり1本

当たりの金額、他にかかるだろうCT

撮影代、骨補填剤の金額などをお伝え

します。



最終的な設計が決定していませんので、

インプラント埋入本数はわかないことが

あります。(特に失った歯の本数が多く

それに伴いインプラント本数も複数に

なるときなど)



期間も重要になってきます。インプラント

が骨としっかり結合する間、仮の歯をど

するか。



特に前歯が絡んだときには患者様にと

って期間と仮の歯がどういったものに

なるのかは気になるところだと思います



またインプラント治療のリスクについても、

きちんと説明を行い、患者様から同意

を得ます。



たとえばタバコを喫煙している方のイン

プラント成功率は約10%落ちてしまう。



上、下アゴの骨のボリューウムがない時

にはそれぞれリスクがある。


下アゴでの埋入処置の際には、神経麻

が起こる可能性があるということ。



上アゴの埋入の際には、上顎洞炎が

起こる可能性があるということ。

そういったインプラントに関わるすべて

の説明を約40分くらいお話をさせていた

だきます。



そのうえでインプラント治療を希望され

る方には資料を採取していくことになる

のです。



ここまでの説明で止める方もいらっしゃ

います。私はそれでもいいと思ってい

ます。



TVや雑誌でイメージが先行している

患者様もいらっしゃいますので、説明を

聞いて冷静に判断されていいのです。




インプラント治療は確かに歯を失った

時の治療方法としては入れ歯とは比

較にならないくらい咬めます。出し入れ

しないので見た目も優れていますし、

手入れも自分の歯にようにできます。



ただ手術というリスクや費用がかかって

しまう、期間もかかるなど様々なマイナス

要因を考えてほしいと思っています。




それでもインプラント治療における恩恵

が上回ると判断された時に申し込みを

いただけたらと思っています。


本日も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。







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