6歳からの矯正

6歳からの矯正

こんにちは。

 

 

鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。

 

山形歯医者こだわり歯科医が語る本音の歯科講座-小児矯正4歳

(きれいな乳歯列・・Uの形4歳)

山形歯医者こだわり歯科医が語る本音の歯科講座-小児矯正5歳

(永久歯4本生えて狭くなった状態

 ・・Vの形 7才)

山形歯医者こだわり歯科医が語る本音の歯科講座-小児矯正6歳

(拡大床と呼ばれる矯正装置セット

 セットして6ヵ月の状態

・・再びUの形7才6ヵ月)

本日は6才からの小児矯正について、

お伝えします。

 

 

私は矯正専門でもありませんし、小児

歯科を専門におこなったことはありま

せんでした。

 

 

一般に6歳になると下の前歯から乳歯

が抜け落ちて、永久歯へと生え換わり

ます。

 

 

最初に生え変わる所ということと、前歯

なので目立つということでしょうか、この

時期になると、お母さん達に歯並びの

相談が多くなります。

 

 

前歯の永久歯4本が重なっていたり、

すきっ歯だったり、乳歯の内側から生え

始めてきたりと様々な状況があります。

 

 

歯並びが崩れ始めますと、歯列の形

がUの字からVの字へと変化して、その

結果狭くなったスペースに永久歯の

生えるスペースがなくなります。

 

 

 

矯正専門医はへっちゃらですが、一般

歯科医になりますと、対応が困難に

なることがあります。

 

 

 

矯正治療が遅くなり、歯並びの悪さの

程度が大きいと永久歯を4本抜歯して

歯並びをきれいにする処置になります。

 

 

 

ある意味抜歯をして、「器を大きくして、

歯をきれいに並べるスペースを確保

するのです」

 

 

この方法がある意味矯正治療の標準

なのです。

 

 

学生時代にインストラクターの先生か

ら「小児時期に矯正をして、期間を長

かせるのではなく、高学年になって

ら、永久歯を抜歯して、短期間で矯

治療を終了すべきだ」と聞きました。

 

 

 

でも永久歯を抜くことに抵抗はありま

せんか?

 

 

いくら歯並びがきれいでも4本抜歯した

ことで機能は確実に落ちます。

 

 

 

神様は余分なものを人間には

与えておらず、すべてが体にとって

必要なものだと私は思っています。

 

 

 

私の子供なら少しでも小児時期に矯正

処置を始めることで、永久歯抜歯を防ぐ

ことができるならば期間はかかっても

早めの矯正治療を望みます。

 

 

もちろんケースによって違いますから、

診査診断は正確に行わなければいけ

ませんが。

 

 

本日も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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