こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。
昨日1歳6カ月健診にいってきました。
その感想やその時にうけた質問などを
お伝えします。
ほとんどのお子様が診察室の椅子に
横たわりますと皆一応に泣き出します
が、診査が終わりますとバイバイして
帰えりますのでとてもうれしかったです。
まだ1歳6カ月ということで虫歯もほとん
どなかったと思います。
ただなかなかお口をおけた状態を続け
られないので短時間の検査になり、で
切る範囲で行いました。
昔は虫歯の洪水といわれ、1歳6カ月
でも虫歯を数多く見受けられることも
あったそうですが、最近では少ないと
思います。
虫歯についての関心が高まったよい結果
だと思っています。
仕上げ磨きをさせてくれないお子様は多
いのですが、お母さんの方で成人と同じ
ようにしっかり磨くイメージがあるようです。
ざっくりとでいいのです。歯磨き粉(現在は
ほとんどフッ素入りですので)を全体にかき
混ぜるイメージです。
うがいもしっかりすることはできませんので
できる範囲でかまいません。
誤解を恐れずに申しますと、フッ素濃度も
微量なので飲み込んでも問題は起こりま
せん。
また口の中に歯ブラシという異物をいれ
るトレーニングという意味でも必要だと思
います。(嘔吐反射予防といった意味で)
歯の生える時期には多少のずれがあり
ますので、乳歯の数が少なくとも問題
ありません。
ただ稀に先天的欠除と呼ばれる、本数が
生まれつき少ないお子様もいらっしゃます
ので3歳から4歳になっても出てこない時
にはレントゲン撮影で確認が必要です。
先天的欠除は遺伝性に認められること
が多いのでお父さん。お母さんのどちら
かにいらっしゃいますと起こることが多
くなります。
歯並びはまだまだ心配せず、歯が重なる
ところは糸ようじのようなものにフッ素
をつけましょうとお答えしました。
また上との内容をツイッターでつぶやきます
と質問もありました。
上唇小帯をぶつけたことで切れてしまった
が心配ありますかという内容です。
治療室でレーザーなどで切った事と同じで
すので心配ありません。なお永久歯になっ
ても入り込んでいると歯がすいているので
見た目が悪い、「さ」行などの発音で音漏
れしやすいなどが出てきます。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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