こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長の鈴木喜之です。
このごろ、よく目に付くのが「舌で触りすぎての痛み」であります。
口の中は鋭敏であり、少しの変化でも気になってしまいます。
その結果「舌で触って探る」という行為になってしまいます。2，3回くらいなら問題はないのですが、何度も確認しようと舌でさわりすぎてしまう傾向があるようです。
先日3名の方が急患で来院されました。
1人目の患者様は、親知らずの歯が少しだけ頭がでており、奥歯との歯ぐきの隙間が気になり、常に舌で触っていたとのことでした。
2人目の方は現在治療中の患者様でしたが、仮歯との間に、やはり食物が詰まり、舌でとろうとしていたとのことでした。
3人目の方はブラッシングで歯ぐきに傷がついたので、つい気になってしまい、やはり触っていたとのことでした。
鈴木歯科クリニックでは、いつも患者様に「治療した部位にはなるべくさわないでください」とアナウンスしています。
これは舌の表面はざらざらしており、目の粗い紙やすりのようなものなので、何度も触っていると、傷がついてしまうからです。また舌には細菌が付着していますので、傷口に細菌を擦り込むようなものになるからです。
舌が歯を押す力もバカになりません。なんどもやっていると歯が浮くような感じになり余計に気になってしまいます。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうござました。
