舌、唇の力が歯並びに影響？

こんにちは

鈴木歯科クリニックの鈴木喜之です。

13日に口腔筋機能セミナーに出席してきました。あらためて舌の動きや口元の筋肉の強さが歯並びに与える重要性を再認識しました。

鈴木歯科クリニックでも矯正しているかたは多いのですが、成長期の子供の矯正には「なぜそういった歯並びになったか？」と原因を探っていきます。

それは「後戻り」と呼ばれる矯正完了後に、また歯並びがくずれていくからです。

また矯正期間にも影響し、悪い習慣を取り除ければ早く装置をはずすことが可能になってきます。

自分ができないと患者様に指導はできませんよね。

まずは自分の舌で実験。あまりにも自分の舌の動きの悪さにびっくりしたのですが、そういえばもともと私も低位舌で舌足らずの発音だったと思いだしました。

プリンはすぐ飲み込めるのに、クラッカーは飲み込むのが難しく、舌にへばりついて残るのが確認できました。水分を吸ってしまうクラッカーだからということもありますが、「集める」「封鎖する」という舌の動きもポイントでした。

写真は実習で使用したプリンとクラッカーです。味はいつもより口の中でこねていたので濃厚においしく感じました。