すべては、たった1本の抜歯から抜歯ドミノは始まります。
歯医者の好きな方っていないですよねーーー
私も子供の頃は大嫌いでした!
痛くって、待たされ、何度も通院させられたからです。
自分が歯医者になりますと、そんな苦い経験は忘れがちですが、痛い思いだけは患者様にはさせたくないと思っています。
ゴメンなさい。待ち時間と通院回数はまだまだ努力不足です!(^^)!
ところで、皆さんは「1本くらい抜歯してもしょうがないか」って思っていませんか?
歯はたくさんあるから、他の歯で咬めるし、奥歯だと見えないから
「まーいいかー」と思っている方が意外と多いと感じています。
でもね、その「たった1本の抜歯」から将来の「入れ歯へのカウントダウン」が始まっているんですよ。
そもそも、神様は人間には余分な歯を与えていません。
ですから、歯を失うことは他の歯に過重な負担を強いることになります。
その結果、過重な負担をかけられた歯がまたダメになります。そして、その連鎖はとどまることがありませんので、また抜歯が続くことになります。
背中におんぶは一時的にはできても、ずーっとは無理ですよね。それと同じです。
ただ、歯はおんぶをやめられないので、他の歯の分をおんぶしていた歯が共倒れになってしまうのです。
年をとったら入れ歯かーーなんて考えはもう古いです!
歯を大切にする気持ちさえあれば、生涯自分の歯で食事を楽しめますよ。
東洋医学で未病という言葉がありますが、歯も同じだと思っています。
しっかり、自分の歯でモリモリ食べることは健康の秘訣だと思いますよ。
歯を大切にすることは、体だけではなく、心の元気にもつながります。
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