こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長の鈴木喜之です。
インプラント1回法についてお伝えしたいと思います。
インプラントは
一回法と呼ばれる埋め込む処置を1回で済ませる方法(土台になる部分が一体)
2回法と呼ばれる埋め込む処置後、3~4ヵ月後埋めこんだインプラントに土台になる部分を結合させる方法
上記の2つの方法があります。
骨と結合するという意味では大きい差はありません。
では1回で済んだ方が良いのになぜ2回行うのかというと「審美」という観点が1番大きいと思います。
一体になっている1回法は審美という点では難しいことがあります。
もちろん咬むという点と骨と結合するという点では2回法と変わりはありません。
具体的には歯ぐきの中から実際の歯のように出てきますと自然観があり、美しいのですが1回法の場合、接合部のコントロールが難しく、自然観が出なかったり、期間を経ていきますとアバットメントと呼ばれる部分が露出してしまい、審美という点では劣ることになります。
ですから奥歯に使用する際には問題がないことが多く、前歯に使用する時との使い分けをすることがポイントになります。
最近は奥歯でも、いかに天然との歯と見分けがつかないようにするかということにこだわる方も多くなっています。
奥歯とはいえ、仲の良いお友達と笑ったり、お話をしたり、食事の時も焼き鳥など硬いものでもなんでもバリバリたべたいですよね。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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