こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長の鈴木喜之です。
先週の木曜日にマイクロスコープにおける米国式根管治療セミナーの2日目に参加しました。
私の中で1番聞きたかった「破折してしまった器具(ファイル)除去の方法」を聞いて実習をおこなってきました。
本来、根管治療の際にはファイルという器具を用いて、痛みの原因である歯の神経を除去したり、神経の残骸が腐って膿んでいる部分を除去するために使用するものですが、除去中に折れてしまい取りだすことが困難になることがあります。
痛みがとれなかったり、腫れが続くようであれば折れたファイルをとりだす必要があります。ただ歯の根の先端にあるものですから、見えないところで無理をしてしまうとかえって歯を痛めてしまい、最悪抜歯につながることもあります。
マイクロスコープ下では高拡大にすることができますので、直接目で確認しながら処置をおこなうことがでいますので安全に、確実に除去したファイルをとりだし治癒させることが可能になります。
もちろん簡単なことではありませんので、数多くトレーニングをつんで、体得したいと思います。
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