その406

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新しい歯を装着するには、一定以上の材料の厚みが必要である。

虫歯を治す際にはいろいろな方法や、材料によって治療が行われます。

奥歯を治す際に、よく歯科医が経験することがあります。

それは虫歯治療後に歯型をとる際に、銀歯やセラミックなどを装着する隙間が少なくなっている事です。

天然の歯では問題にはならないのですが、厚みがないと人工の歯では強度がなく破損をきたします。
ですので、ある一定の厚必要になります。

歯科治療の現場では虫歯の除去だけでなく、適合性の向上させるためや破損防止のためにも余分に歯を削ります。

また、かぶせ物をする際にはあまりにも背が低いかぶせ物を装着してしましますと、脱離の原因になってしまいます。

せっかく治療した歯が脱離を起こさないためには治療をおこなう反対側の歯をほんの少し削ることもあります。(治療する歯が上の歯なら下の歯をほんの少し削る)

少しとはいえ、虫歯でもない歯を削る必要性を伝えられると「どうして?」と思われるかもしれません。

患者様にはご説明の上、ご了解いただきたいと思います。

P,S
反対側を削らなければならないケースに以下のような理由があります。

歯ぎしり、くいしばり、歯を抜きっぱなし、横寝、頬杖でも歯列は変化を起こし、咬み合わせも変化することがあるからです。

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