その374

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入れ歯の方へ、最近咬みにくくありませんか?入れ歯の人工の歯はあっという間にすり減ってきます。

入れ歯の人工歯の多くはレジンという材質でできています。この材質はすり減っていきますので、時間の経過と使用頻度により「かみ合わせ」に影響を及ぼします。

患者様が数年使用した入れ歯を拝見しますと、歯がすり減ってしまい「坊主」のようにツルツルになっていることがあります。

当然咬みにくくなっており、咀嚼効率も悪くなっているのですが、「痛み」がないと気にならない患者様も多くいます。入れ歯装着の方はどうしても「痛みがあるかどうか」だけに着目しますが、実はかみ合わせも「入れ歯の痛み」に関係します。

咬みきれないため不要な力で咬もうとするからです。例えて言えば「切れない包丁で力で押して切ろう」とするものです。

奥歯のすり減りがさらに進むと、入れ歯の真ん中でたわみが起こり「入れ歯の破折」も起きてきます。材質的にやむおえないことですので、痛みがなくとも「咬みわせ」のチェックは必要です。

1年に1回はかみ合わせの高さの確認や歯のみぞの確認はしてくださいね。

すり減りが軽度の時には「歯のみぞ」を削りこむと、咀嚼効率をあげます。

すり減りが大きくかみ合わせの高さも低くなっている時にはかみ合わせを元の高さに変更します。

入れ歯の歯の材質として硬質レジンという硬く改良された材質もあります。通常のレジンより硬いので「使用するとすり減ってくる」現象は少なくできますが、ゼロにすることはできません。

「咬みにくい」ことは歯の溝がツルツルになっているということと、人工の歯がすり減り、咬み合わせが低くなっていることが多くあります。

いつも快適にサクサク咬みきれることで食事を楽しんでくださいね。

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