その356

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最近、奥歯がざらざらしたり、ひっかかりを感じる方へ.

「奥歯がざらついてくる」ことはかみ合わせの力によって、歯が少しずつ欠けてきていることが考えられます。

ざらつきが気になる程度であれば磨いてもらい、ツルツルに研磨してもらってください、

ひっかかりがある時には、少し歯が欠けてきていますので、処置が必要かどうか確認してもらってください。

よくあるのが、ひっかかりはあるのだが、痛みを感じない、気にならないということで受診が遅くなることです。

「ひっかかりを感じる程度」から「小さい隙間を感じる」ようになり、やがて大きく穴が開いた状態になり「歯がしみる」症状が出たり、痛みを感じることもあります。

すでに銀歯やプラスチックなどで治している歯の場合は隙間から虫歯へ進行していることが多いと思います。

また、「歯のヒビや亀裂」になりますと歯の神経を除去したり、最悪、抜歯にもつながりますので、奥歯のざらつきや隙間程度だからといってあなどれませんよ。

原因の多くはかみ合わせによる、奥歯への過重な負担です。

集中していると奥歯同志が常にあたっている方や、夜間の歯ぎしり、くいしばり、重いものを持っている方に多くみられます。(無口な方もそうかもしれません)

p.s
体がこわばると「のび」をすると思います。口元も同じです。

たまには軽く口をあいて「あ、い、う、え、お」と口角をひき上げるように発音して「のび」をしてください。舌も「のび」をさせたいので頬の内側の押してみてくださいね。

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