こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です
■皆さんありがとうございました
昨日、東日本大震災における被災され
た皆様への義援金として106,822円
を山形新聞、山形放送「愛の事業団」
へ届けました。
これは鈴木歯科クリニックスタッフ
一同ならびに患様様からのものです。
本当にありがとうございました。
昨年の大震災より1年が経過しました。
時間が経過しても決して忘れてはいけ
ません。
両親を災害でなくされた遺児もいらっし
ゃいます。これからの生活や人生を
しっかり生きてほしいと思います。
報道をみますとまだまだ問題は山積
していますが、これからも鈴木歯科クリ
ニックでは少しでもお役に立ちたいと
思っています。
■本日のテーマ
「マイクロスコープで歯の神経の残骸を
除去する」についてお伝えします。
マイクロスコープは操作はとても面倒で
すが、使用しますと絶大な効果を発揮
します。
その一つに「痛みの原因を探ることが
できる」ことです。
3倍から24倍程度に拡大できますので、
肉眼では確認できなくとも、マイクロスコ
ープ下では細かく観察できます。
最近、根管治療においては必須では
ないかとさえ思っています。
それは歯の痛みの原因は「歯の神経」
が関わっており、痛みの除去には「歯
の神経組織の正確な清掃」が必要だ
からです。
ですから根管治療は「歯の神経」をき
れいに除去しなければなりません。
ただ、簡単に歯の神経の残骸をきれい
に除去できているかといいますと、残骸
がこびりついてとれていないのが現状
です。
一般的な根管治療では手の感覚やレン
トゲン、機械(電気的根管長測定器)を
使用して歯根の長さを決め治療をおこ
ないます。
ただ長さは決められても、根管の中での
清掃がきちんとおこなわれているかの
「根管治療の正確性」はわかりません。
神経の治療を完了したのに、痛みが
なんとなく残っていると言われることが
あります。
よくあるのが、熱いものがしみるとか
重苦しい痛みとか、じーんと痛いなど
の表現で、強い痛みではないときです。
レントゲンでは異常がなく、ぴったり
歯根の長さまで防腐剤の薬が入って
おり、一見問題がないように見えます。
そういった時にマイクロスコープで根管
の中をを確認しますと歯の神経の残骸
がたくさん残っていることがしばしばです。
強い痛みではないので、再治療をおこ
なうべきか歯科医も判断に迷ってしまう
のですが、きれいに歯の神経の残骸を
清掃すると不快な痛みは治ります。
根管の中をきれいに清掃する難しさと
マイクロスコープの有用性をあらためて
認識します。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
追伸1
皆さんからのご質問も多くなってき
ました。必ずお答えしますので
遠慮なくメールしてくださね。
追伸2
もし皆さまの中で「聞いてみたい歯科
のこと」にメールご希望の方はこちら
からお願いします。
1日から2日以内に私が返事します。
「聞いてみたい歯科のこと」
アドレスdentsuzuki@gmail.com です
追伸3
こちらも是非ご覧ください。
鈴木歯科クリニックHP
インプラント、入れ歯、審美歯科、マ
イクロスコープを使用したこだわり治
療を目指す
山形インプラント治療室
インプラントに特化したホームページ
http://www.yamagata-implant.com/
鈴木歯科クリニックよろず相談所
毎日歯科治療をおこなっていて、患
者様に説明したことや気が付いた事、
グッドニュースをお伝えします
「院長鈴木喜之の視点」
http://www.dent-suzuki.com/category/1551571.html
こだわり歯科医オンフェイスブック
http://www.facebook.com/?ref=hp#!/profile.php?id=100001670452981&sk=wall¬if_t=wall
こだわり歯科医オンツイッター
(鈴木歯科クリニック)
http://twitter.com/#!/suzuki1855
コメントを書く