こんにちは。
鈴木歯科クリニックの鈴木喜之です。
昨日根管治療におけるマイクロスコープセミナーに参加してきました。
マイクロスコープを使用しはじめて2年経ちますが、拡大すると見えていなかった所が見えてきますので肉眼での限界を感じます。
それともうひとつ。細かいところが気になりすぎてしまいますので自分の性格が変わったような気がしました。
今回は根管治療と呼ばれる歯の根の治療について、拡大した状況でいかに正確に治療を進めるかです。
通常30分の処置が2倍から3倍くらい時間はかかってくると欠点はありますが、処置のための来院回数が減ると思います。
なんといってもしっかり時間をかけて拡大下での治療を行えば、のちの再治療の可能性はほとんどなくなるでしょう。(再治療の割合はかなり多いのです)
原因もはっきりしてきますし、汚染物も確実にとれます。
しかしながら、保険治療での限られた時間では、マイクロスコープを使い続けた根管治療は困難だと思いました。
鈴木歯科クリニックでは「根充」と呼ばれる根管治療の最終段階にいくまでは、必ずマイクロスコープでの確認を1回行っていますが、根管治療を行うにあたって、最初から最後までマイクロスコープを用いることが理想的だと思います。
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