抜歯後の入れ歯やブリッジはどのくらい経ったら製作できるの?
抜歯をおこないますと入れ歯やブリッジを製作します。最近ではインプラントを選択する方も多く感じています。
基本的には抜歯後は傷が癒えるまで時間待ちをおこないます。
約1か月で周りの歯肉と変わらなくなりますが、歯肉の中の骨は変化が続いていますから2か月から3か月待っていただくことになります。
皆さんは抜歯して1週間もすると、抜歯した穴が閉鎖してくるので新しい入れ歯やブリッジをすぐに製作希望します。
もちろん、製作すること自体は可能です。ただ抜歯して間もなく製作すると、必ずスペースができてきて、食後に食物残渣がたまり不快な感じを受けます。
それは見た目は変わらないようにみえますが、歯肉の中での骨がドンドン治癒していきますので、最終的には「歯肉が痩せる」状態になるからです。
早期の製作の場合、前歯部では音漏れによる「サ行」の発音障害がおこり、そして審美障害を感じる方もおられます。
上記でご説明したとおり、急がず、しっかり治ってからの製作開始をオススメします。
なお、待っている間は「歯なし」ではお話になりませんので、仮歯や仮の入れ歯、現在使用中の入れ歯を修正しながら治癒を待ちます。
P.S
抜いたらすぐ製作したくなるお気持ちはよーくわかります。でも、抜歯に至るまでは時間があったはずです。
早めに処置を施せば、抜歯をせずに簡単に治ります。もっと言うならば、抜歯にならないように歯医者を活用して欲しいです。
定期的なメンテナンスはとても歯を守るためには有効な手段です。
歯医者は怖いところだけではありませんよ。!(^^)!
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