歯をつなぐブリッジを装着して、最近変な臭いや味を感じる方へ
それは、ブリッジが外れかかっているサインです。
1本もしくは2本歯を抜歯した際には、ブリッジを装着することが多くあります。
抜歯した前後左右の歯を「橋渡しとする」ブリッジは、インプラントが一般的ではない時代には、よく用いられた治療方法です。
入れ歯と違って「出し入れ」がなく、装着したままなので自分の歯のように感じることができたからです。
ただ、ダミー部分では咬めておらず。「咬む」という意味では補助的な役割です。
1番の問題は過重な負担になってしまい、つないだ歯も将来的には抜歯になってしまうということが多いことです。
ブリッジのやり替えや歯がダメになる最初の現象として、片方が外れているにも関わらず、もう片方がついているため、外れていることに気がつかず、虫歯が進行してしまうことあります。
外れた時には、痛いとか歯がしみてきて、患者様は気が付くのではありませんか?とよく質問を受けます。
もちろん、歯の神経があるときには、何らかの症状を感じるので異常を感じて受診されます。
ただ、ブリッジにしている時のほとんどの場合が、すでに歯の神経を除去しているので、痛みなどの異常を感じないのです。
ブリッジが片方外れている最初の兆候として、「変な臭いや味がする」ことがあります。
「口の中を陰圧にして、チューチュー吸い込むようにすると、酸っぱいような変な味や臭いを感じます」とブリッジが外れた患者様はよくおっしゃいます。
これは少し外れかかったところから虫歯になり、その穴に細菌が繁殖してきたからです。
早めであれば再度ブリッジ製作できますが、気がつくのが遅くなりますと、抜歯にいたることになります。
歯が抜けた分の「咬む力」を支えきれないために起こる現象ですが、再製作してもまたどこかのタイミングで起きてきます。
P.S
インプラントがすべてとい言うつもりはありません。
ただ、入れ歯やブリッジは「あまり咬むない、他の歯にもさらなる負担をかける」と意味では真実です。
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