治療すべきか迷ったら、一度家に持ち帰って考えてください。
私は歯科治療をおこなうにあたって気をつけていることがあります。
それは患者様にわかりやすく、正確に情報を伝えることです。
治療すべきか患者様が判断に困ることもあります。
それは
1、虫歯が初期と言われて、患者様が治療に踏み切るかどうか悩んでいる時
2、虫歯や歯周病が進んでしまい、本来は抜歯すべきと言われたが、治療しての延命処置に切り替えるかどうか迷った時
3、歯の詰め物に隙間があいているが虫歯かどうか外してみないとわからないと歯科医の説明があった時
それ以外にもあるかもしれませんが思いつく限り挙げてみました。
特に緊急性がない時には、患者様に判断をゆだねることになります。
また、抜歯ぎりぎりの時には患者様の希望も受け入れなくてはなりません。それは多くの方は抜歯を望んでいないからです。
ただ、最終的には抜歯になる可能性が高いため、そこはきちんと説明します。
1番悩ます時は歯科医も「どの歯が原因で痛みになっているか」と断定できな時です。
レントゲンや視診、触診、問診だけでは判断つきかねないこともあります。「その歯を治療してみないとわからない」こともあります。
そんな時は1番可能性の高い歯から治療します。患者様によってはセカンドオピニオンを希望される方もいると思います。中には激痛でないから様子をみたいと言われる方もおられます。
患者様も悩まれてお困りになるかもしれません。申し訳ありませんが、治療すべきかよくご検討ください。
コメントを書く