その287

その287

抜歯をした方が良いのか、治療をして残すのかは歯科医も迷います。

過去に何度も歯科治療をした歯は薄く、短い歯なっており、歯の神経も除去していますので、とても脆くなっています。

痛みや腫れを治療によって治しても、その後の差し歯や銀歯が外れたり、咬むとなんかしっくりこない、なんとなく痛くて強くかめないという結果になることもあります。

ですから「治療してみないとわからない」という事態になる訳です。

「プロなんだからそれくらいわかるだろ」と言われそうですが、「患者様が抜歯をしたくない」というご希望が強い時に遭遇します。

P.S

厄介なことに保険制度もからむことがあり、再度の治療が保険適用ならないこともあります。(同一歯科医院で治療をおこなう時)

それが、患者様、歯科医をさらに悩ませます。

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