こんにちは。
鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。
をつめました。1回で完了です)
本日は歯の外傷・・歯が欠けてしまった
(歯が抜けてしまった)についてお伝え
します。
私は開業してから16年目を迎えていま
すが、転んでまたはぶっかって歯が抜け
落ちてしまったという患者様は1人も
おりません。
ある意味幸いのことですが、抜けおち
た時にも最善な方法があります。
そもそも歯の外傷については、学生
時代に習った事はあまりなく、どう治
すかもあいまいでした。
ですから歯が丸ごと抜けたら、そのまま
抜歯、歯が欠けたら歯の神経をくりぬく
ということがまかり通っていました。
昔は治療が確立されていなかったの
ですね。でも現在ははっきり治療方法
が分類されています。
歯の外傷は意外と多く、小学生や中学
生、高校生など生徒に多いと思います。
また交通事故や自転車事故にも認め
られます。顔面の打撲が優先ですので
歯科にこられる時には唇が腫れている
状態が多いと思います。
歯が抜け落ちた際、憶えてほしいことが
いくつかありますので列記しますね。
(歯が欠けた程度は関係ありません)
1、必ず破片もしくは抜け落ちた歯を
持ってきてほしい
2、持ってくるときはティッシュペーパー
でくるんではならない。(乾燥が良く
ない事と 紙繊維がつくので)
3、できれば牛乳につけておく。
(だめなら舌の下やほっぺの横に
くわえておく。水道水は避けるべき
だが乾燥が1番悪い!)
浸透圧と成分の影響からです。
4、ともかく時間が勝負!
牛乳につけた状態で2時間は超えな
いこと
5、歯科医師も予約の患者様も待たせて
も対応します。
6、年齢によっても、歯の外傷の受け方
によっても処置は大きく変わります。
歯の外傷は様々なパターンがあります
ので一概には申せないのですが、患者
様に知って欲しいことを述べました。
1番のポイントは歯が欠けた時には、
詰めるだけですむこと、歯が抜け落ちた
時にはできるだけ早く歯科医院に行く
事と、歯を乾燥させないことです。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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